軍歴情報とは
軍歴情報とは、先の大戦(主に満州事変以降)に関わった方の記録です。
各都道府県庁または厚生労働省に資料が保管されています。
従軍されたご本人、ご家族、代理人等から請求すれば、資料の写しなどを郵送で取り寄せることができます。
(空襲による焼失などで資料が残っていない場合もあります)
記録が残っている方
- 軍人
旧陸海軍の兵士、将校、見習い士官、従軍文官など - 軍属
旧陸海軍の軍務に従事していた技師、職人、看護師、船舶乗組員、南満州鉄道職員など - 準軍属
要請され戦闘に参加した一般人、疎開作業従事者、旧ソ連の強制抑留で連行された一般人など
女性に関しても記録が残っている場合があります。
男性の従軍者より情報が少ないケースがほとんどですが、所属部隊や賃金などの情報を知ることができる場合もありますので、お問い合わせください。
軍歴情報から分かること
- 招集から除隊までの出来事とその年月日
- 配属された部隊、参加した作戦名
- 受勲、賞罰、階級、傷病 など
当事務所でできること
●従軍された方の所属の推定
教えていただいた情報を基に、従軍された方が旧日本軍の陸軍と海軍のどちらに所属していたか推定します。
ささいな情報からでも推定できます。どんな情報でも構いませんのでお教えください。
●抑留者名簿の照会
旧ソ連地域等に強制抑留されていた方の名簿を厚生労働省が公開しています。
この名簿の中に、従軍された方が含まれているかどうかを調査します。
●旧字体の判読
取り寄せた資料が原簿の写しの場合、手書きの旧字体で記されています。
新字体に変換し、従軍した方の足取りが分かりやすい形にします。
資料判読のサンプルはこちら
① 取り寄せた資料

② まず旧字体のまま、パソコンで打ち直します。

③ 新字体に変換し、時間の流れに沿って並べ替え、読みやすい表にします。

●ロシア語の判読
抑留者の方の資料はロシア語で記されていて読めない場合があります。
ブロック体だけでなく筆記体のロシア語の判読も可能ですので、日本語訳を添えた資料を作成します。
●戦争関連資料の判読
次のような資料を判読します。
- 戦地からのハガキ
- 祖父の遺品から出てきた手記
- 引き揚げ時に誰かが持ってきた古い書類
- 家にずっと飾ってある軍服姿の人の写真(階級名など書いてあるがよくわからない) など
電子メールでの軍歴お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
資料の写真もできる限りお送りいただきたいです。
●戦争体験の聴き取りと資料化
戦争について話したいことがある方には、直接お話を伺って文章に書き起こします。
- 子孫に伝えるために残しておきたい、資料にして手元に持っておきたい、ただ誰かに聴いて欲しいなど、理由はどのようでも構いません。
- お話しいただいたことを整理し、パソコンで見やすい文章にして、冊子にまとめます。
- 従軍したお父様から聞いた話、戦争に夫を奪われ戦後に苦労して自分を育ててくれたお母様の話など、どんなことでも構いません。
- 無理に聴き出すことはいたしません。誰にも言いたくない部分は伏せたままでも大丈夫です。
- 依頼者様の体調やお気持ちなどを考慮して聴き取りを進めて参ります。
紙の資料にすれば後世まで残ります。どうぞご相談ください。
取得の流れ
1
情報収集
- 軍歴を知りたい方について、軍歴お問い合わせフォームからお知らせください。
電話、FAX、お便り でお知らせいただいても大丈夫です。 - 「何も分からない、父方の祖父ということしか知らない」という状態でも大丈夫です。
2
開示請求についてのご案内
- 従軍された方の所属(陸軍か海軍か)を推定します。
- 軍歴情報の開示請求の流れと料金をご案内します。
- 戸籍謄本写しがお手元にない場合は、取り方もご案内します。
3
開示請求に着手
- 当事務所に軍歴情報の開示請求をご依頼いただける場合は、その旨をご連絡ください。
- 戸籍謄本写しなど、ご用意いただく書類をご案内します。
- 着手金の請求書、委任状、返信用封筒などを郵送します。
- 書類を作成し、依頼者様を代理して開示申請を行います。
4
資料を入手
- 請求先から資料が届いたらご連絡します。
通常は開示申請を行ってから1~2ヶ月ほどかかることが多いです。 - 資料がどのような状態か(パソコンで作ってあり読みやすいのか、原簿の写しで読みづらいのか)をお伝えします。
- 当事務所では旧字体とロシア語の判読も行っています。
判読にかかる料金と期間をお知らせしますので、必要でしたら判読をご依頼ください。
5
お渡し
- 資料一式と請求書をお送りします。料金をお支払いいただき終了です。